2022年度 タップユーザー会TAP USERS GROUP 2022

幹事会の皆様のご紹介を皮切りに、2022年度 タップユーザー会が開始されました。
ユーザー会の開催に向け、お忙しい中ご尽力いただいたおかげで3年ぶりのユーザー会を無事開催することができました。

弊社会長兼社長 林悦男より、我々タップの活動報告をさせていただきました。
現在の状況のご報告とあわせて、これからの宿泊業界において何が必要となるのか、目指していく姿になるために今後どんな取り組みが必要であると考えているのかについてお話させていただきました。

皆様のおかげで本年で35周年を迎えたタップは、導入施設数1,500施設・取扱室数25万室を超えました。
取り組みの紹介としては、ホテルDX・観光DXとはどんなものなのか、取り組み事例をご紹介させていただいた他、最良のホスピタリティサービスを提供する上で、サービスポリシーの再定義が重要になってくること、そのために何をどのように組み合わせるべきか？といった点についても言及し、我々タップが考える今後の宿泊施設業界の展望とその取り組みについてもお伝えさせていただきました。

現在建設中のTHL（タップホスピタリティラボ沖縄）についても報告を行いました。
当日はTHLの紹介動画も上映し、THLのコンセプト「安心・安全・清潔・エコ・コンビニエンス」を踏まえ、
THLではどんな取り組みをしていくのかについてもご紹介させていただきました。

例年通り、弊社主催のタップアワードの授賞式も行いました。
今回の最優秀賞作品は、東京大学工学系研究科建築学専攻修士２年 赤木 拓真様の「Zero UIを目指して —ホテル・旅館業DXにおけるユーザーインターフェースの抜本的改善による顧客体験向上の提案—となりました。
当日は、赤木様自ら講演内容を講話していただきました。

コーヒーブレイクでは、ホワイエに展示された弊社システムを自由にご覧いただきました。
3年ぶりの開催ということもあり、弊社システムへの質問も多くいただきました。

コーヒーブレイクの後は、再度会場にお戻りいただき、東京女子大学 矢ヶ崎 紀子様による特別講演が行われました。
今回は「これからのツーリズム 〜コロナ禍の経験を踏まえての展望〜」と題しまして、
これからの宿泊産業はどうあるべきか、変わらないこと・変わったこと（今後変わっていくこと）・これからのために変わっていくべきことの 3つのテーマで、さまざまな統計や事例を交えながらお話していただきました。

講演終了後は、会場を移動していただき懇親会を行いました。
株式会社帝国ホテル 取締役常務執行役員 帝国ホテル東京総支配人 金尾 幸生様からのご挨拶をいただいたのち、
ソフトバンク株式会社 常務執行役員 法人事業副統括 桜井 勇人様による乾杯で懇親会がスタートしました。

矢口 珠名様によるピアノ演奏をお楽しみいただきながらの懇親会となりました。
コロナ禍で実際にお会いできる機会がなかったこともあり、そこかしこで「ご無沙汰しております」のお声が聞こえてきました。
ユーザー様同士の情報交換としての場はもちろんですが、弊社社員も日頃お世話になっている皆様にご挨拶をさせていただきました。
最後の締めに弊社取締役常務 杉原より締めのご挨拶をさせていただき閉会となりました。

新型コロナウイルス感染症により3年ぶりの開催となりましたが、会場となりました帝国ホテル東京様のしっかりとした感染対策と、参加いただいたユーザーの皆様の格別のご配慮により、無事にユーザー会を終えることができました。
たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。