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「週刊ホテルレストラン」への弊社ユーザー会記事掲載のお知らせ2017年1月27日

2017年1月20号の週刊ホテルレストランに弊社ユーザー会の記事が掲載されました。

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2017年1月20号「週刊ホテルレストラン」への弊社ユーザー会記事(PDF:1522.7KB)

さまざまなデバイスやクチコミ機能、海外チャネルなどとの連携で進化するPMS! AIを実戦配備するホテル業界の未来像も紹介

ホテルシステムベンダーの(株)タップが、イベントセミナー「2016 年度タップユーザー会」を11 月14 日に東武ホテルレバント東京にて開催した。 全国の有名ホテルなどに多くのユーザーを持っており、今回のユーザー会には370 人を超す参加者が集った。

激変する環境やニーズに応えるさらなる技術向上に期待

開催に当たってまず、タップユーザー会の会長である(株)東武ホテルマネジメント代表取締役社長の重田敦史氏があいさつ
「現在は変化の激しい時代。社会の変化、顧客ニーズの変化に対応していくことが重要です。われわれユーザーの声を反映させる形でシステムのグレードアップを図り、結果として会員企業の業績伸展に貢献していただくことを希望いたします」と語った

PMSは周辺機器との連携強化
今後は海外予約チャンネルとの連携や口コミ機能の搭載も予定

同社が手掛けるホテルシステム(PMS)は、フロントシステムから財務経理、マネージメント支援までラインナップし、各システムをインターフェースを介せず連動できることが特徴となっている
最近の開発実績を「周辺機器の連動強化」、「システム機能の強化」、「タブレットソリューションの追加」のテーマを設けて解説。
「周辺機器の連動強化」については、チェックイン時に必要となるレジカード登録およびパスポートスキャン機能をiPad に追加し、宿泊システムと連動可能に。
「システム機能の強化」としては、分析ツールのLoupeBI に経路別オンハンド解析の機能を実装。
「タブレットソリューションの追加」では、客室清掃時に使用可能な移動式インジケータを開発。

今後は海外チャネルや口コミ機能などさらに連携拡大へ

さらに今後の開発予定として「インバウンドチャネルとの強化」、「クチコミ評価の向上」、「新POS 開発」の3 案件について説明。
「インバウンドチャネルとの強化」では訪日外国人客に対応し、6 言語でホテル・フライト・観光スポットなどを比較・検索できるサイト「TRIPCON」を運営するTRIPCON 社との連携を予定。
「クチコミ評価の向上」については、宿泊予約サイトなどでクチコミや評価を収集、顧客に情報提供しているTrustYou社と提携。レピュテーションマネジメントにPMS が寄与することになる。
「新POS 開発」については、多言語対応、ウェブ対応、外貨対応可能なPOS を開発していくという。

ホテルでもAI搭載ロボットが活躍今後の拡大予測も

続いて行なわれた特別企画が「AIとロボットがもたらすホテルの未来」をテーマにした座談会だ。
清水社長は昨今、ホテル業界にもAI が取り込まれつつあることに言及。
ホテルのフロントカウンター業務やコンシェルジュ、あるいはバックヤードの労働補助、さらにAIによる予測分析など今後さまざまな部署で活用できる可能性が出てきているとした。

IT 分析を駆使し業績向上に結び付ける観点を示唆

第一部の最終企画としてC&RM (株)代表取締役社長の小林武嗣氏が
「収益最大化を目的としたIT 分析術」をテーマに講演。
講演では、効果的な「レベニューマネジメント」「競合分析」「CRM 分析」を解説した。
いずれもホテル経営に直結する有意義な内容となった。

「第9回タップアワード表彰式」

タップアワードとは「IT にこだわらず広いテーマで、優れたアイデア・事例・提言などの論文を顕彰することによって、業界の発展に寄与すること」を目的とする表彰制度。

今回は応募27 作品の中から特別賞、学生賞、優秀賞が選ばれた。
特別賞は九州国際大学の福島規子氏による
 「日本のおもてなしの論理的考察~ハイコンテクストサービスを手掛かりとして~」
学生賞は立教大学の青木里紗氏、白木由莉氏、矢澤秀人氏による
 「シェアリングエコノミーにおける“ 民泊の可能性” について」
優秀賞は奈良県立大学の作田典子氏による
 「ヒーリングインバウンド」
がそれぞれ受賞した。

-本誌より一部抜粋-